1億人近く犠牲者を出したと言われているスペイン風邪の正体はA型インフルエンザでした。現在でも毎年流行しているインフルエンザは約150もの種類が確認されています。当サイトではインフルエンザに対してはどのように対処すればよいのか?治療薬についてなどを紹介します。

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リレンザとタミフルのどちらを選択すれば良いのか

Goodサインを出している男性

リレンザとタミフルは抗インフルエンザウイルス薬として販売されている薬で、どちらもノイラミニダーゼ阻害薬に分類されます。
同じ作用機序となっており、インフルエンザウイルスが持つタンパク質を切断する酵素ノイラミニダーゼを阻害することで、増殖することを防ぎ細胞内に閉じ込める効果があります。
基本的にインフルエンザが発症してから48時間以内の使用が推奨されており、時間を超えて使用してもウイルスが増殖しきっていることからあまり意味がないとされます。

2つの治療薬の違いとして大きな点は剤形にあり、リレンザは有効成分のザナミビルを専用の吸引器で吸入するようになっており、タミフルは有効成分のオセルタミビルを錠剤として飲みます。
リレンザの優れた特徴は、吸入することで薬剤が喉の粘膜から吸収される点で、吸入から数十秒で素早く効果が発揮されます。
また、携帯性があり持ち運びがしやすいのと、水が必要ないことから場所を限定せずに使用できます。

対するタミフルは錠剤であるために、飲むには水が必要となり、どこで使っても良いというわけにはいかないのが欠点です。
即効性はありませんが、吸収されると血液に溶け出して全身に作用するというメリットがあります。
小さな子どもやインフルエンザが重症化して呼吸が苦しい人には、リレンザの吸入器で吸引するのは困難で、使いどころが難しいというデメリットがあります。
しかし、タミフルは水で飲めば良いだけなので、小さな子どもでも飲ませることが可能です。
但し、年齢や症状によって使用条件が異なります。
死亡事故や小児児童の異常行動などの副作用が発見された為、厚生労働省では10~20歳未満の子どもにはタミフル使用しないようにと言う指導書を出しています。
しかし、原則としては医師の判断でどちらを使用するか選択出来るようになっています。

また、タミフルやリレンザを予防の目的で使用出来るのは、院内感染を防ぐ必要のある医療関係者や患者の家族など高い感染リスクがある事を認められなければ処方してもらうことができません。

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